新聞を見ていて明るいニュースが見当たりません。今の状況は「混沌」ですね。政治は停滞し、政局が先行し、法案は 議論されているのかいないのかはっきり見えません。
電力問題は待ったなしですが、我慢を強いることだけが先行し、そのさきの展望が見えません。日本から工場が海外移転しても仕方ありません。それをくい止めるのが政策だと思うのですがね。
ヨーロッパではギリシャ問題で、資金が日本の国債に流れ、国債利回りが0.8％台になりました。
融資の金利は現在変動より固定の方が低くなっています。ある銀行の変動金利と、他行の10年固定の金利が逆転したケースも出ています。
持つ人に貸す金利と、持たない人に貸す金利は大きく変わります。これは一段と鮮明になってきています。持つ人にとっては、びっくりするような金利が提示されています。
賃貸市場は、年々借り手有利になってきています。大家さんにとっては、どんな物件を所有しているかで、収支が大きく変わってくる時代です。
目先ばかり見ていると、その先は結構きつくなってくると思われます。10年先を見据えて、行動をしていかないとと思っています。 和合実
