先日、関西圏の山奥にある店舗を見に行ってきました。物件概要書では、テナントがナショナルブランドで、金額も手ごろで、利回りも最近にない良い物件でした。でも、そんな物件がなぜ売りに出たのか仲介業者さんに聞きましたら、
「都心部の物件への買換えをしようと思われてのことです」という回答でした。
現地に行きますと、その物件は非常にいいなと思いました。でも、これは見送ることとしました。
なぜなら、その店舗の競合店が、すぐそばで、かつ、ここよりいい立地に出店していたからです。すなわち、売却理由はこれかと思いました。
今のテナントさんが出ますと、あとのテナント付けは非常に厳しくなりそうな物件でしたから、見送りもやむなしです。見た目、利回りのいい物件にはそれなりの理由があるということです。 和合実
10月 10