景気の先行きを良いと判断する人が増えてきたのか、最近収益不動産を求めている人が増えてきているのは間違いありません。大手業者さんでも、購入者数より物件情報のほうが少ないように聞いております。
景気は気のものと昔から言いますが、本当にその通りです。不動産は需要と供給のバランスで価額が変動します。需要が多い現在、価額が高いのは当然なわけですが、高くなってからのほうが買いたい人が多くなるのは、
投資としてみますと反対行動と言えます。ですが、いつも不動産供給の多いときには買わず、供給の少なく買いたい人が多いときに買うという行動パターンは変わりません。
その中で、買わないという選択肢がない場合に、買うには、ではどのように物件選択をすればいいのかということですが、これには短期所有と長期所有に分けて、物件を検討する必要があります。
損をしなければいいと思えば、物件の選択の仕方も変わります。利回りだけを見ていては、いい物件かどうかの判断はつきません。今は思考を変える発想が求められると思います。 和合実
