今回は、広島県に行ってきました。この物件は、固定資産税評価額より売値は低いのですが、それが相場とのことでした。賃料は今が妥当ということですから、評価額が高いと固定資産税も高くなりますから、その分、実質利回りは低くなります。地方都市に行きますと、評価額より実勢価額は低いということがよくあります。地方財政も厳しいですから、固定資産税が下がるような評価の見直しはされていないような気がします。ですが、これは財産権の侵害になり、憲法違反になるのではないかと思います。下水も引かれていないのに、都市計画税がかかっています。今回のネックは店舗の排水です。料理油も流されていますが、敷地外に流れて問題がないのかという懸念材料があります。そうしますと、なかなかお勧めはできません。店舗は流行っているように見えますが、排水の問題が浮上しますと、利用形態に制限がかかってきます。店舗としてはいいのですが、残念ながらこれは見送ったほうがよいのかもしれません。 和合実
6月 18