店舗物件を購入できるかどうかは、まさに出会いと縁かと思えます。
出会いとは情報取得で、縁とはその時々の状況で買主が購入に見合う条件をそろえているかです。
いい出会いがなければ、前に進めないのですが、この出会いの機会をいかに増やすかが、一番のポイントです。
いい出会いがあったとしても、購入できる状況になければ、買えないわけです。それを自分自身が知らないといけません。
先日、これはいいと思える物件があったのですが、売り止めになっていることが後でわかりました。
その理由は、売りに出されて3年近く経って、買い手からの反応がなかったというのが原因です。
買い手の現れるのを待っている間に入居者からの賃料も滞納なく入るので、売主にとっては借入金も減り、売る理由がなくなってしまったのです。
私が購入したいと思うほどの物件が、なぜ買い手の反応がなかったのか不思議に思います。
それは、仲介会社さんがその物件価値をわかっておられなかったということかと思います。
このようなケースは稀かもしれませんが、埋もれている物件の価値を見出して買うのも一つの醍醐味でもあります。 和合実