先日、北海道旭川市に行ってきました。旭川は私のお気に入りの都市で、オーストラリアの市街地を彷彿とさせる街並みのきれいなところです。
例を挙げますと、街並みは碁盤目のように区画整理され、一般的な住宅地では、戸建の一区画の面積が約60坪から80坪あり、背割されていて、前面道路は8mあります。
歩道も広く、非常にゆったりとしています。私の住む大阪市では、住宅地の前面道路は4mないところも多く、道路幅が6mあっても歩道のないところもあり、人口が密集していますから、
その分交通量も通行量も多いので、ゆとりというものを全く感じません。しかし、ゆとりのある旭川市を田舎というイメージをお持ちでしたら、それは間違いです。
JR旭川駅舎は、JR京都駅くらいの大きさはあります。人口は30万人を優に超えており、滋賀県県庁所在地の大津市ぐらいです。
ですが、旭川市内の住宅地は坪単価だいたい10万円です。もちろん、それより安いところも高いところもありますが、大差はありません。さすがは北海道、面積が広いので、土地も安いわけです。
私は現在、店舗物件を中心に扱っているので、マンション・アパート物件にいいものがあってもすべて見送りにしています。一例をあげますと、
旭川市の㈱トーワ(住所:旭川市宮下通7丁目駅前ビル3階、電話番号:0166-23-2411 担当:吉田さん)という宅建業者さんと親しくしていますが、ここが販売代理で売り出し中のアパートがあります。
ファミリータイプ6戸の3階建てのアパートで、満室物件です。金額は1800万円です。旭川市内でも、場所はいいところのようです。
表面利回りは、12.8%です。販売代理されていますので、購入時の仲介手数料はいらないようです。購入者が望めば、フルローンのお世話もしてくれます。その場合はもちろん融資審査に通る人だけです。
ご興味のある人は直接連絡してみてください。これ以外にも、利回り10%以上のアパート物件を紹介してくれると思います。利回りが11%以上ですと、融資期間15年でもフルローンでCFは回ります。
但し、利回りが良くとも、旭川市内のアパートの入居状況を確かめておくほうがいいですよ。エリアによっては、今後入居が付けが難しくなる可能性は大です。場所や物件によってリスクを感じます。利回りだけで考えると失敗します。
特に古いタイプのアパートで、ワンルームは非常に厳しい状況になっています。ワンルームよりファミリータイプのほうをお勧めします。ファミリータイプでもこの金額ですと、大阪や東京の新築ワンルーム投資用マンションの
価額と変わらないか、それよりもまだ安い金額です。区分所有の投資用ワンルームを買うより、私は土地付きのアパート一棟物件のほうがいいと思っています。私は店舗に目が行っていますので、アパート物件を買いませんが、
旭川のことをもっと早く知っていれば、これまでの投資スタンスは変わったかもしれないと思っています。 和合実