昨今、梅雨の時期だけでなく、ゲリラ豪雨になることがありますね。その影響が所有物件でも出ています。
例えば、樋の深さがこれまでですと十分足りていたのが、ゲリラ豪雨になりますと、オーバーフローして、そのため軒下から雨が天井裏に浸水し、雨漏れになるというようなことが起きています。
それでは樋を替えればいいということになるのですが、そういう構造になっていない建物もあり、屋根の上に屋根をかぶせるという工事をしないといけないような建物もあります。
これは、購入時に気づくことは難しいことです。経験があって初めて調べておこうかと思うことで、仲介業者もそこまでは気が回らないと思います。
そのケースだけでなく、古くなってきますと、屋根(防水)工事はすべきなのですが、費用のことや手間を考えて、やらないこともあろうかと思いますが、手遅れにならないうちにしておくほうがいいでしょうね。
私も購入物件で築年数の古いものは、購入後3年以内に防水工事をするケースが出てきています。古い物件を購入するときは、その出費を事前に考えておくほうがいいと思います。 和合実