利回り、物件価額の妥当性、融資額、テナント立地等、これらに問題がなければ購入検討に入るのですが、気持ちに引っかかりを感じる時は、最終的に購入をやめることが多いです。
では、どんな引っ掛かりかと言いますと、地方の場合、売るときに買い手を探すのが難しいもの、解体に費用が掛かるもの、地形の悪いもの、間口の狭いもの等です。
買えていないときは、無理をしても買いたくなるものですが、あとあと後悔をすることになるかもしれませんから、迷うときは止めるという原則に戻ります。
購入するケースは、その引っ掛かりを帳消しにするほどに価額が安い場合です。価額で折り合いがつくことも少ないのですが、どうしても売らざるを得ないという売主さんの場合は、応じてくれることもあります。でも、これを期待するより、一般的にはやめる選択のほうが無難と感じます。
和合実