時折、事業用定期借地の物件がでてきます。私は個人的には、好きな物件です。
なぜかと言いますと、これが究極の土地活用だからです。経費は固定資産税だけ、土地を貸しているだけですから、修繕費もかかりません。手間いらずな物件なのです。
土地が利益を生み出してくれるわけで、正に、その土地は金の卵を産む鶏と言えます。
大体、表面利回りは5%~6%台が多いように思います。場所によりますが、これは決して低い利回りではありません。但し、購入には難点があります。
融資が付きにくいということです。借地をさせるわけですから、借地権部分を担保評価から差引しますので、融資額は売買価額の2割ぐらいにしかならないこともしばしばです。
すなわち、自己資金で買える人が購入対象者となるのです。借主は大手が比較的多く、そのため、賃料が滞納されることもありません。見るべき点は、退去後の活用です。
もともと大手が出店するような土地は、他からも出店したくなるようなところが多いとも言えます。ここは個別にみるしかありません。
建物がないので、減価償却はありません。そのため、収入≒所得となって、税金も高くなります。そのためにも、借金をせず現金で買うというのがCF上の理屈からもいいのです。
こういう物件は資金に余裕のある人だけの世界での売買と言えるかと思います。 和合実