学校の休業が続く中で、9月入学移行を望む声が増えています。
海外では9月入学の国が多いため、東大でも9月入学に動きましたが、いったん断念しました。でも、いまはチャンスです。調整することが多いと文科大臣は言っていますが、それは当たり前で、5月中にも政治判断すべきかと思います。安倍内閣がピンチをチャンスに変えられるか、問われています。
9月入学が実現しますと、入居時期も8月に動きが出ますから、企業の4月転勤と分散されていいと思います。変化が新たなビジネスチャンスを創造します。コロナ騒動でマイナス面ばかりが強調されて、報道されていますが、儲けている業種もあります。
例えば、酒屋さん、外で飲めないから自宅で飲む人が増えて、売上が増えています。宅配業者や出前専門業者もしかり、また、コロナ対策グッズを考案した中小企業もあり、注文が増えているようです。
変化に対応する気持ちの強いところが生き残れるのです。東京から、本社機能を分散しようという企業も出てきています。密集が危険と認識されましたから、地方都市にチャンスが生まれます。
悪い話ばかりが蔓延すると気がめいりますから、いいこともあるという点を報道してほしいものです。嘆きを聞くより、未来を切り拓く話をもっと聞きたいと思います。 和合実