年始のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

今年は、新年からコロナ感染者が増え、いつもの正月とは様変わりで、正月という気分ではないという人も多いのではないかと思います。私もその一人です。

コロナでなくても、年々正月らしさは薄れてきていますね。時代の流れか、正月らしくない正月が当たり前になってきました。

昭和の時代では、元旦は神社仏閣以外は、閑散とした景色でしたが、元旦からスーパーが開いているのも当たり前になって、福袋を求めてデパートに行列を作ることも珍しくなくなってきました。飲食店も開いていますから、おせち料理の必要性もなくなってきました。

変化はこれだけではありません。勝手ながら、一昨年前に私は年賀状を出すことをやめました。別に付き合いのある人との人間関係を希薄にしようと思っているわけではありません。人とのつながりの確認を年賀状に頼らなくてもいいと言える状況になっているからです。

年々、年賀状をやめる人が増えてきています。本音を言えば、年賀状のために年末年始の時間を取られたくないということであるのかもしれません。

変化はあって当然なのです。変化を拒否しても、時代は流れていきます。不動産においてもコロナ後のを見据えた動きが海外ファンドに見られます。さすがと言いますか、資金力に物を言わせて、仕込みにかかっています。

個人レベルでは、まだしばらく動きは鈍いですが、年内にはコロナも終息し、動きが出てくるのではないかと思っています。すなわち、今年は鈍牛のような動きの遅い1年になるのではないかとみています。

今年もう1年耐え忍ぶ年になるかもしれませんが、前を向いて進む気概だけは忘れないようにしましょう。そしてできれば少しでも前進です。私はそういう気持ちで今年を歩んでいくつもりです。 和合実