ロシアのウクライナ侵攻で、経済制裁を受けているロシアが対抗措置としての輸出制限をし、あるいは、日本自らが輸入制限をしているため、市場への供給不足が生じ、いろんな物の値段が上がってきています。
建築物に必要な鋼材等も不足し、価額が高騰して、建築費の値上げはせざるを得ないところに来ているようです。そうしますと、マンション価額はさらに上がることになります。中古マンションも当面は値上がりしていくかもしれません。
エネルギー価額の上昇は、製造価額だけでなく、物流コストにも影響します。そして、円安は輸入物価を押し上げます。今年は、物価上昇率が2%どころか、もっと上がることも考えられます。
ロシアのウクライナ侵攻は大問題ですが、それに加えてコロナ感染はまだ収まっていません。地震も時折り発生しています。関東圏では電力供給の不足問題が生じ、悪いニュースばかりが目立ちます。
桜の季節なのに、浮かれる気分にはなかなかなれません。 和合実