先日、任売物件で面白そうなロードサイドの店舗物件がありました。価額は土地の路線価評価より低く設定されています。
仲介会社の所在地と、物件所在地がかなり離れているので、何故と思って確認しましたところ、この仲介会社は抵当権者の銀行から情報を得て、売主側の仲介に入っているとのことでした。任売物件を全国で扱っているとのことでした。
興味を持ったのですが、一つ引っかかりを感じた点がありました。それはテナントの業種です。銀行によってはテナントが理由で融資をしてくれないケースがありますので、その点を3つの金融機関に確認しました。
それぞれの回答は、1つ目は融資不可、2つ目は融資OK、3つ目は「融資については厳しく審査をすることになりますので、購入をやめておく方がいいと思います。」との回答でした。
3つ目のところはその理由として、きちんとリスクの所在を教えてくれました。なるほどと思い、この物件は見送ることにしました。たとえ自己資金で買えても、売るときのことも考えて、確認するようにしています。和合実